わかめのり

高1男子が考えてること 改め 大1男子が考えてること

偏差値43.7から始まる東大受験 #5 立志編②

 

どうも、わかめのりです。

理学系研究科物理学専攻のたむらかえの動画を聞き流しながら書いてます。

 

 

~前回のあらすじ~

進級、中3。東大志望の意思が強くなる

 

 

 

ある日、一癖ある理科教師(#3参照)に何に興味があるのか聞かれたとき、

「哲学的なことに興味があって、それを考えるためには人の生き死ににもっと接近してみたくて、」…と話しているうちに、

 

あれ、…人体解剖してみたいな……

とふと思いました

 

なので「人の生き死ににもっと接近してみたくて、人体解剖してみたいですね~」と口に出してみたら

 

一癖ある理科教師「医学部に行けば解剖実習があるね」

と言われ

 

中3の私「医学部に行けばいいのか…!」と思いました

 

あとはもうお分かりですね、

東大+医学部=東大医学部 です。

 

東大と医学部をそれぞれ変数とすると、等式を満たす領域は上図です
どっちの軸がどっちでもいいです(対称なので)

↑これを解くために線形代数の教科書を1ヶ月ぶりに引っ張ってきて10分くらい経ったところで、不要なことに気が付きました

 


というわけで気軽に東大医学部を目指すことにしました。

 

ただ、全く本気で目指してたわけじゃないし、大して勉強もしてませんでした。

まず医学部の格の違いを知らなかったし。

 

 

なのですが、中3の冬に転機が訪れます。

当時私は数学部に入っていたのですが、クリスマスも近いある日、とあるイベントに参加しました。

イベントの趣旨はよく覚えていませんが、なんか都内の私立高校に行って数学の講義めいたものを聞くものでした。

数学部にいながら、まあそんなに数学loverなわけでもなかったので壇上のオジサンの話をテキトーに聞いてました、当時はlogとかΣとかベクトルすらわからなかったので。

 

そんな中突然小学校4年生?くらいの男の子が登壇し、他の登壇者に引けを取らない講義を繰り広げました(そもそもわからないので本当にそうだったかは定かではない)。

 

それを見て悔しくなった私。

自分を圧倒的に超える天性の数学力ですよね、それを見せつけられました。

この子は意味が分からないくらい頭がいいな…と感じました。

そこで、自分は天才ではないのか……自分より全然年下なのに全然頭のいい子がいるじゃないか……と、一言でいえば劣等感を覚えました。

 

ここからが私らしいところなのですが、

天性の才能を見せつけられ、劣等感を抱いた私は、

 

「自分も意味が分からないくらい頭良くなろう!」

 

と思いました。

そう思ったので、引率の数学教師に

「先生、僕も意味が分からないくらい頭が良くなりたいです!」と言った憶えもあります。

 

そのときは前述の経緯でちょうど「東大医学部ありだな~」と思っていた時期だったので、遂に目指すことにしました。割と本気で。

 

 

 

―――次回、1日10時間の勉強―――

 

 

<#5 終>